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【プロフィール】
 ダニエルの全て(完全版)

DR|ダニエルレビューって何?

 

はじめまして!ブログ「ダニレビュ」を運営しているダニエル・ルーカスです。

 

 

ダニエル・ルーカスとしての私

「物欲と知的好奇心と遊びごころを爆発させる」をコンセプトに、気になった商品とその会社についてのレビュー結果等をブログを通して発信しています。主なジャンルは、ガジェット、家電、アウトドア、旅行です。

 

現実世界での私

2021年1月1日から無職をやっております30代男性です。以前は大手企業でエンジニアをしていました。ペットのような妻と家賃5万円のアパート(2LDK)でひっそりと生きています。

 

ダニエルはレビューすることはもちろん、記事を書くことも全くの素人です。ハイスペック男子でもなければ文章スキルがあるわけでもありません。そんなダニエルが今、こうしてブログを通して皆さんに発信しているのには理由があります。

 

それは、

楽しいからです。

これが好きなことだからです。

 

ふつーのことを言っているように聞こえるかもしれませんが、

このふつーのことに気づくまでの道のりは大変でした。

 

  • 資格試験に落ちて給料が上がらない日々が続く
  • 同僚と比べて仕事が出来ない自分に劣等感を抱く
  • 上司からの重圧、目標数値の重圧に心身ともに疲弊
  • やりたくない仕事を猛烈に頑張る6年間

 

このように、現実世界において苦悩の道をもがいて、もがいて、もがき続けて

辿り着いた先がブログだったのです。

 

そして今、このブログは生きがいのように感じています。

「ダニレビュ」 は私の好きなことそのものなのです。

 

ここでは、現在に至るまでの過程を紹介しようと思います。

ダニエルの生い立ちから苦悩までをさらけ出しましょう!

そして、この先どんな未来を描いているのかを読みなされ!

 

 

ダニエル・ルーカス(Danniel Lucas)について

 

まずは名前の由来から。

ダニエル・ルーカスはもちろんペンネームです。

 

名にダニエルを採用した理由は、ダニエル・ウェリントンのお洒落な印象がありつつ、一方で陣内智則さんのネタの中で登場する”だにえる”がものすごくアホで、対称的な2つの印象が面白いと感じたからです。

 

共感する人はおそらくいないですよね。

 

姓にルーカスを採用した理由は、アメリカンドラマ「One Tree Hill」に出てくる主人公のLucas Scott(ルーカス・スコット)からきています。姓名が逆だということは承知です。いいんです。響きなのです。インスピレーションなのです。

 

それと、

ダニエルは、「死ぬまでにやりたいこと100」というリストを作成しています。

 

その名の通り、死ぬまでにやりたいことを100個リストアップしているのですが、その中に「自分のブランドを作る」という抽象的な目標を掲げています。

 

「Danniel Lucas」という名前にブランド価値がついたらいいなー。かっこいいなー。と密かに野望を抱いているのです。

 

ちなみに、 「Daniel Wellington」と区別するために”n”を1個増やしています。

 

素直に発音するとダニーエル・ルーカスになりますが、Danniel Lucasと書いてダニエル・ルーカスと読みます。Psychopath(サイコパス)の”P”を発音しないのと一緒の感覚ということで認識していただければと思います。

 

日本語では本気と書いてマジと読んだり、重複が「ちょうふく」と「じゅうふく」の2つの読み方で世間に浸透したりしているので”n”が1個多いくらいなんの問題もないでしょう。

 

えーそれでは、ダニエルの生い立ちをどうぞ。

 

活発な幼少期を過ごすダニエル

 

0歳のダニエル

1986年、宮崎の田舎に生まれる。

父のスペック

  • 「営業マンの転勤族」
  • 「真面目」
  • 「亭主関白」
  • 「足が早い(短距離)」
  • 「高卒」

 

母のスペック

  • 「専業主婦」
  • 「優しさ120%」
  • 「温厚」
  • 「内気」
  • 「中卒」

 

圧倒的にハイスペックとは程遠い両親から生まれたダニエルです。

1+1=2になることはなく、ごくごく普通のこどもでした。

 

ありのままをさらけだすダニエル

両親と違うところは、「社交的」「活発」の2点。

 

小さい頃から友達はいっぱいいました。

父親が転勤族だったこともあり、友達を作るのがうまかったみたいです。

 

家にいることは少なかったですね。

両親と過ごす時間より、友達と過ごす時間の方が楽しかったのでしょう。

 

右側後方:ダニエル愛用の三輪車

お気に入りの三輪車でよく友達のところに行っていたのを覚えています。

 

無駄を一切省いたスピード仕様の三輪車。

可愛げなんて微塵もありません。

ペダルもありません。

 

ペダルがありませんから、ハンドルを両手で握り、

後輪の右側にあるちょっとしたスペースに片足を掛け、

もう片方の足で蹴って進むスタイル。

漕ぐより早いわけです。

 

3歳の時の出来事です。

ある日、いつものように三輪車に片足を掛け、

家から飛び出したところに車が来て

 

轢かれました。

 

お気に入りの三輪車がぺしゃんこになりましたが、ダニエルは無事でした。

「活発」のデメリットですね。

 

良いこともありました。

ダニエルを轢いてくれた人が新しい三輪車を買ってくれました。

 

今度は可愛げのあるお洒落な三輪車。

ハンドルの端にカラフルな長いひらひらがあります。

ペダルもあります。

 

ペダルはありますが、スピードが出なかったのでしょうね。

片足掛けのスピード仕様で乗りこなしていました。

 

とにかく新しい三輪車が嬉しくて、嬉しくて。

 

ある日、いつものように三輪車に片足を掛け、

家から飛び出したところに車が来て

 

轢かれました。

 

3歳の時の出来事です。

デジャブではありません。リアルです。年に2回の体を張ったボーナスです。

怪我はなかったのですが、三輪車は戻ってきませんでした。

 

両親がダニエルに三輪車を買い与えることは二度とありませんでした。

幼少期の頃から活発だったダニエルです。

 

父不在、母時々不在の思春期

 

小学校3年生(9歳)のとき、父に4回目となる転勤の辞令がありました。

転勤先は愛媛県。

 

その時住んでいたのは宮崎県。

母の実家のすぐ近くでした。

実家からの育児サポートがあったため、父は単身赴任という選択をしました。

 

ダニエル家は3兄妹で私は長男。2人の妹がいます。

つまり、母は1人で3人の子どもの面倒を見なければなりません。

 

これだけでも大変なことですが、

長女が障害者で自分のことを自分でできません。

母は相当大変な状況でした。

 

母は内気でコミュニケーションが苦手な人でした。

学校行事や地区のイベントは苦痛でしかありません。

 

そういうときにコミュニケーションが得意な営業マンの父がいればどれだけ頼もしいか。

しかしながら、父は不在。母が全て1人で行わなければならなかったのです。

 

母は心身ともに疲弊しきっていました。

 

ダニエルが小学5年生のとき、とうとう母は統合失調症を発症しました。

 

統合失調症は精神障害の一つで、複数の症状があります。

母の場合は「幻聴」と「異常行動」でした。

 

具体的な例を紹介します。

ある日、ふと母を見ると目に力が入り、恐ろしい形相でどこか遠くを見ていました。

普段は温厚で内気な母。優しい目をしています。

 

その時の母は、ダニエルの知る母の姿ではありませんでした。

 

鳥肌が立ち足が震えるほど怖かったのを覚えています。

その後、どこかへ出掛けて夜になっても帰ってきませんでした。

 

その当時、携帯電話はまだなかった頃です。

母に連絡する手段はありません。

 

ダニエルは愛媛県にいる父に連絡し、警察が出動する事態になりました。

近くに住む祖父母がダニエルと妹のそばにいてくれました。

 

0時を過ぎた頃、父に電話がかかってきました。

高知県にある交番の警察官からでした。

 

宮崎県と高知県の距離感

母は宮崎県から父のいる愛媛県に車で向かい、高知県の山中で迷子になりました。

 

当時、まだカーナビが普及しておらず、

母の乗る軽自動車にも当然それはありませんでした。

 

愛媛県に行ったことがないにも関わらず、地図も持たないまま標識を頼りに車を走らせたそうです。

電話を受けた父はすぐさま高知県の交番まで迎えに行きました。

 

子どもを置いて行きますか。

誰にも何も言わずに行きますか。

 

正気とは思えません。

 

なぜそのような行動をしたのか尋ねると、

 

「後ろから声が聞こえて指示されたから」と言うのです。

 

そして、ある瞬間に幻聴が聞こえている状態からふっと我に返るそうです。

 

理解不能です。

このようなことが数回ありました。

 

他にも、

 

  • 人と話すことができない
  • 書くことができない
  • 幻聴の声に行くなと言われて、用事のある場所に行けなくなる
  • 気づいたら知らない人の墓の前に立っている

 

などなど。

当時、家族全員が母の言動を理解することができませんでした。

 

ダニエルが中学2年生の頃、母がまたもや出掛けたまま帰ってきませんでした。

 

宮崎県と岡山県の距離感

今度は岡山県でした。

 

妹二人を連れて。

ダニエルは置いてけぼりです。

 

1ヶ月くらいでしょうか。

一人暮らしを経験しました。

 

と言っても、母方の祖父母がたまに家に来て料理を作ってくれたりしていたので

全てを自分でしなければならないというわけではありませんでした。

祖父がお弁当を作ってくれたことを覚えています。

 

お弁当の中身は煮物やおでん。

 

育ち盛りで思春期を迎えたダニエル。

同級生の親が繰り出すクオリティの高いお弁当の数々。

 

学校でそのお弁当を食べるのはとても恥ずかしかったですが、

満面の笑みでお弁当を持たせてくれた祖父には感謝しています。

 

結局、父の単身赴任は小学校3年生~高校1年生の秋頃まで約7年間。

父と話す機会は年に2回ほどしかありませんでした。

 

いつしか父のことを「お父さん」と呼べなくなっていました。

 

思春期ですから悩みもあるわけです。

単身赴任の父に思春期を迎えた私が相談できるわけもなく、唯一そばにいる母はあんな状態。

 

私の相談相手は自然と友達になっていました。

高校に進学するときも友達から情報を入手し、自分で決めました。

 

割と早い段階で精神的な自立をしたのではないかと思います。

このようにダニエルは、父不在、母時々不在の思春期を過ごしたわけであります。

 

人生の岐路

 

高校3年生のときですね。

大学進学か就職か。

ダニエルがそれぞれに抱いていた印象は、

大学

  • キャンパスライフが楽しそう
  • 4年間勉強すれば良い給料がもらえる
  • 大学進学はお金がかかる

 

就職

  • 経済的に自立して親を楽にさせることができる
  • 自由になれる

 

とまあこんな感じ。

 

ダニエルの家は裕福ではありませんでした。

正確には経済状況が全くわからず、おそらくお金はないと思っていました。

 

そのため、ダニエルが出した結論は、

 

就職。

 

大学進学はお金がかかるので経済的に自立して

親を楽にさせた方がいいと考えました。

 

あさはかでした。

 

初任給は約15万円。手取りで11~12万円。

やっていけるわけないだろう。

 

一方、大卒だと約6万円ほど高くなります。

ボーナスも倍率も違います。

 

行っときゃよかったのう。大学。

 

ダニエルは知りませんでした。

 

学歴による給料の格差がこれほど大きいことを。

そして、大学の奨学金制度の存在。

 

給料に差があることを知っていたら。

奨学金制度を利用できることを知っていれば。

 

タラレバを言ったことろでどうにもならないのですが。

 

ある友人は同じ高校に通っていましたが、

大学に進んだ後に、ダニエルと同じ会社に就職しました。

 

もちろん彼は良い給料をもらっています。

入り口が違うのですよ。みなさん。

 

ダニエルの親はそのことを知っていたはずです。

でも大学進学を薦めることはしませんでした。

 

そのようなお金はなかったということなのでしょう。

 

ダニエルの両親は平成になっても昭和。

令和になっても昭和を生きています。

 

インターネットやスマートフォンも使いません。

類は友を呼ぶのです。

人付き合いも同じような人になります。

 

ですから情報が遅れているのです。

奨学金制度の詳細についても知る由はないのです。

 

学校の先生と進路相談をするわけですよ。

就職だとこのあたりの会社に入れるよ。

 

給料はこのくらい。

最初は給料低いけど頑張れば高くなるから。

・・・

本当のことを言いなされ。先生。

リアルを。

 

・・・

 

違います。

全然違います。

 

こういうことではありません。

 

大学に入った方が給料がいいとか、

情報がないとか、

そういうことではありません。

 

人生の岐路に立ったダニエルの最大の間違いは

 

 

「人生のゴール」がないことでした。

 

 

言い方を変えると、「夢」「やりたいこと」がないのです。

 

パイロットになりたかったら航空学校に行くわけです。

医者になりたかったら大学の医学部に行くわけです。

お笑い芸人になりたかったらNSCなどに行くわけです。

 

ダニエルにはそれがありませんでした。

外的な要因である家庭の経済状況で決めてしまったのです。

 

内的な要因、つまり自分の意志ではないので

やりたくもない仕事をしなければなりません。

 

やりたくないので仕事は当然楽しくありません。

やる気もありません。

 

世間では幼稚園の段階でお受験という岐路を迎える人がいる中、

ダニエルは高校3年生で人生の岐路に立ちました。

 

ある程度、親が子に選択肢を準備してあげる必要があると思います。

多くの経験をさせ、多くの質問をする。

 

これにより子は選択肢を広げ、

その中からやりたいことを見つけ出す可能性が高まるのではないか。

 

万人にこれが当てはまるわけではないとは思いますが、

少なくとも私はそう思います。

 

つまり、ダニエルは 「夢」「やりたいこと」を見つけることができないまま

岐路を迎えたわけであります。

 

上がらない給料と一冊の本

 

2011年

入社して7年、やりたくもない仕事を続けてきました。

それでもらえる給料は、手取りで約15万円

 

ダニエルの就職した会社は資格や検定を取得しないと

昇給試験を受けることができません。

 

2009年には衛生管理者の試験に落ち、

2010年には漢字検定2級に落ちました。

 

仕事では生産に支障をきたすようなミスをする。

トラブルの内容を上司にうまく説明できず怒られる。

自信をなくしモチベーションが下がりさらなるミスを誘発する。

 

給料は当然上がらず、生活苦が続きます。

 

ある日、ほどよく静かな図書館で漢字検定2級の勉強をしていました。

漢字検定2級、2度目のチャレンジです。

過去問で間違えた漢字をノートにひたすら書いていたわけです。

 

「腹鼓」という漢字を書いていたときのことです。

 

この漢字は「はらつづみ」と読むにも関わらず、あえて「はらこ」と覚え

頭の中で「はらこ」「はらこ」と読み上げながら10個書き終えました。

 

ふと思いました。

 

こんな自分を世界から見たらどうなのだろう。

世界はどうなのだろう。

 

仕事で上司に怒られる私。

うまく説明できない自分に苛立つ私。

同僚より仕事が出来ない自分に劣等感を抱く私。

資格試験に落ちて給料が上がらない私。

「はらこ」を唱えながら漢字を繰り返し書く私。

 

これほど自分に絶望したのは初めてでした。

 

おもむろに席を立ち、ゆっくりと周りを見渡します。

 

勉強する学生

絵本を読む親子

新聞を読む男性

本を返却する女性

 

様々な人が様々な目的でここにいるわけです。

ダニエルもまたその1人です。

 

漢字検定に合格し給料を上げるためにここにいるのです。

 

言い方を変えます。

 

必死で漢字を覚えているのです。 やりたくもない仕事を続けるために。

 

いいのかこれで。

 

どうしたらいいのかわからず、図書館内を浮浪するダニエル。

ある棚の前で立ち止まりました。

 

「大富豪」「ロジカルシンキング」「成功」「金持ち」「やりたいこと」「習慣」

 

興味深い言葉たちが瞬時に目に入ったのです。

 

そして、その中から真っ赤な本を手に取りました。

 

タイトル:加速成功
著者  :道幸武久
出版社  : サンマーク出版

 

席に戻り、漢字だらけのノートを片付ける。

 

そして読みました。

ノンストップで。

 

ページをめくるたびに脳内にアドレナリンが放出され

胸が高鳴り細胞がうごめきます。

 

読み終えたときには別人になっていました。

 

ダニエルの知らない思考がインプットされ、

新たなダニエルにアップデートされたのです。

 

目標と自分を探しに海外へ

 

その本には、目標設定の重要性について書かれていました。

その本に書かれてあることを、ダニエルなりに例えると、

 

「世界最高峰であるエベレストを登頂する」という偉業を達成するためには

まず、そこに行くと決める。

目標を決めるのです。

 

そこに行くと決めて初めて準備するものはなにか、

どういうトレーニングをすればいいのかを調べます。

 

しかし、素人がいきなりそこを目指すのはリスクがあります。

早々に諦めることに繋がりかねません。

 

そこで、近所の山から登り徐々にステップアップさせるのです。

 

この本の中では大中小の3つのステップで目標を設定すると書かれています。

 

近所の山 → 富士山 → エベレスト

 

といった具合に目標設定するのです。

 

ダニエルの場合、そもそも目標がありませんでした。

 

どんな自分になりたいのか。

自分のやりたいことは何なのか。

 

格安航空Peach 関空ー台湾(桃園)

2013年7月。

向かった先は、台湾。

いわゆる、自分探しの旅

 

台湾を選んだ理由

  • 仕事で台湾の方とメールでやり取りしていて興味があったから
  • 初めての海外旅行で一人旅、ハードルが高くないと思ったから
  • 近いので金銭的に行ける範囲

 

3泊4日の旅です。

ただ観光地に行くだけでは意味がないと思いました。

 

日本以外の人はどんな人なのか。

どのような生活をしているのか。

 

実際に話したい!

 

そう思ったわけです。

 

世の中は便利になったもので、インターネットで簡単に探せました。

Meet upならOK!という人やHostしてます!という人。

 

7名の台湾人の方と交流することができました。

 

その結果、

ダニエルのレベルの低さをひしひしと感じました。

 

台湾人2人とカフェで喋っていたのですが、

 

Aさんは台湾語、英語、日本語

Bさんは台湾語、英語、日本語が少し喋れました。

ダニエルは日本語のみ。

 

日本語で会話してくれるのですが、

台湾人同士で日本語が通じないことがあり

その時は英語で会話してくれるわけですね。

 

はっはっは。

ダニエルは英語もわからんっていう。

 

自分が情けないったりゃありゃしない。

 

いろんなところを案内してくれて

すごくすごく優しくしてくれたわけです。

 

別れ際、感謝の気持ちを伝えようと

ダニエルの脳みそから絞り出された言葉が

 

「Thank you」

 

いやいや、飴ちゃんもらったんじゃないんだから。

 

情けなさと歯がゆさと申し訳なさに押しつぶされたダニエルは

帰りの飛行機で涙を流しましたね。

 

実はこの旅で、ダニエルが大きな影響を受けた人に会いました。

 

その台湾人の方は、好きなことを仕事にしました。夢を叶えたのです。

正確には、当時はまだ夢を追い続けている途中だったのですが、

日本のことが好きで、ブログで日本のことを台湾の方に発信していました。

 

働きながら日本語学校に通い、日本で働くことを夢見ており

見事にその夢を叶えました。

 

この方の存在がダニエルがブログを書き始める大きな影響の1つになりました。

 

その方の詳細についてはこちらをご覧ください。

 

で結局、自分の探しの旅で

やりたいことや好きなことは見つかったのか?

目標は見つかったのか?

って話しなのですが、

 

目標は見つかりました。

「世界で通用するエンジニアになる」

 

やりたいことや好きなことは見つかりませんでした。

 

 

わかりますでしょうか。

 

 

この不思議な現象。

 

やりたいことや好きなことががないのに、目標だけ決まるという現象

 

先程、目標設定の話でエベレスト登頂のことについて書きましたが、

 

エベレストを登頂することを目標にした人は、山を登ることが好き

 

なのです。

山に登りたいのです。

 

いいですか。

山に登ることが好きだから、山に登ることを目標にするのですよ。

 

当時のダニエルは、自分探しの旅を通して

自身の現状を把握しただけでした。

 

自分のレベルの低さを痛感し、

現状の自分のままではいけないと危機感を抱き、

 

変わりたい。

底辺社員から抜け出したい。

 

そう強く思い、

「世界で通用するエンジニアになる」ことを目標としたのです。

 

一方で、

好きなことをブログで発信するという

1つの答えを垣間見ることはできたのですが、

好きなこと自体は見つかりませんでした。

 

いえ、実は気づいていませんでした。

 

仕事で底辺から抜け出し、全てが好転し始める2013年

 

いつの間にか好きなことを始めていました。

 

ガジェット

台湾旅行に持っていった代表的なガジェット

2013年、自分探しの旅のために一気に買いました。

情報収集 → 選定 → 購入 → 仕様 → 友人に結果を報告

 

このプロセスがたまらなく楽しいわけです。

2013年7月時点で、どれも最新ガジェットでウキウキしながら持っていったのを覚えています。 

これをきっかけにこれまで興味がなかったガジェット系に手を出すようになりました。

 

自分探しの旅をしている時点では、これが自分の好きなことだという自覚はありませんでした

 

海外旅行

台湾旅行をきっかけに海外旅行にどハマリ。

2013年度、台湾に3回行きましたね。

ダニエルが訪れた国の国旗

台湾、ベトナム、タイ、フィリピン、イタリア、 バチカン市国、スペイン、フランス、香港

2019年12月時点で9ヶ国を訪れています。

 

行く先々で多くの人に出会いました。

 

キャンプ

これまた、2013年に友人に誘われて行ったキャンプでどハマリ。

2019年11月23日 大分県:九重グリーンパーク泉水キャンプ村

最初の頃はレンタルテントでしたが、2014年に「Alpine DESIGN / ドームテント 270」を購入。

2018年から「 MURACO / BLACK BEAK 2P 」を使用しています。

 

このように、好きなことを次々に始めたのが2013年。

そして、恋愛と仕事もこの年をきっかけに好転していきました。

 

恋愛

最初の台湾旅行から帰国後、すぐさま英会話教室に向かいました。

そこで1つ年下の女性と出会いました。

彼女の名を「ツマニエル」とする。

 

英会話教室が主催するポットラックパーティーで連絡先を交換。

ダニエルが主催するハロウィンパーティーにエマニエルを招き、そこで意気投合。

 

あらゆるイベントを通して徐々に距離が近づき、

出会って約2年半後の2015年に交際をスタート。

 

2017年に結婚し、現在に至ります。

 

サクッと振り返ると、次のようになります。

 

  • 2012年、自分に絶望
  • 2013年、自分を探しに台湾へ
  • 台湾で英語の必要性を痛感
  • 帰国後、数ある英会話教室の中の1つに足を運ぶ
  • そこでエマニエルと出会い、結婚

 

点と点が繋がりました。

人生とはおもしろいものです。

 

仕事

「世界で通用するエンジニアになる」

底辺社員だった私にとっては大きすぎる目標を掲げたわけです。

 

面倒くさがって誰もしなかった分野の仕事を自ら進んでやりました。

1年後の2014年には、その分野と言えばダニエルと言われるくらいまでになりました。

 

2015年、

その分野が関係する改善活動をするようにと会社から指示があり、

自らプロジェクトチームを立ち上げ、一心不乱に取り組みました。

 

2016年、

改善活動のみを取り組む組織が新たに編成され、

その組織に抜擢されました。

 

1年間、その組織の目標を達成するために全力で駆け抜けました。

 

この1年間、本当にきつかった。

 

数値目標がどっしりと覆いかぶさりました。

 

上司から受けるプレッシャーは期限が近づくにつれて大きくなり、

朝から夜まで、休日も仕事仕事仕事。

 

心身ともに疲弊しきっていました。

 

2017年、なんとか目標を達成し、昇進を果たしました。

 

いつの間にか同世代の枠組みから頭一つ二つ抜け出し、

10個20個ほど年上の人たちと肩を並べるようになっていました。

 

 

以上のように、2013年から全てが変わりました。

 

本を読んだ後、間違いなく人生が好転し始めたのです。

 

しかし、ダニエルは大事なことに気づいていませんでした。

 

未来の自分は幸せ?

 

2019年度の初め、上司との面談がありました。

会社から次なる大きな目標をインプットされました。

 

そして、こう言われました。

 

「更にリーダーシップを発揮し、

この組織を引っ張っていく存在になることを期待している。」

 

これまで底辺社員から抜け出すために、

世界で通用するエンジニアになるために、

無我夢中で走り続けてきました。 

 

残業は当たり前、終わらない仕事を家に持ち帰って作業しました。

2016年からこのような生活を続けて

ようやく大きな山を登って見えたのは、上司の背中でした。

 

上司はその組織の長。

それになれと。

そう会社は言っているわけです。

 

ダニエルの上司は私以上に働いています。

当たり前のように休日も仕事をしています。

 

それになれと。

 

絶対イヤだ。そう思いました。

 

そしてダニエル、ようやく気が付きました。

 

この道の先に待っているのは、幸せじゃない。

 

 

2013年、自分探しに台湾へ行って

世界で通用するエンジニアになると決めましたが、

 

そう言えば、

やりたいことや好きなことがないのに、目標だけ決めたままだった。

 

ダニエルが進もうとしている道は

そもそもダニエルのやりたいことではなかった。

好きなことではなかった。

 

更に言うと、

冒頭で説明しましたが、学歴格差がある会社です。

現時点で大卒の方々と変わらない仕事しています。

 

会社からしてみればコスパが高いのです。

更にコスパを高くしろと言っているわけです。

 

この先の給料の傾きはもちろん変わりません。

そういう入り口から入ってきていますから。

 

まとめると、

やりたくないことを頑張って頑張って頑張って

会社からするとコスパが高い社員になったわけです。

 

あー、目標設定間違えた。

 

2013年からの6年間、無駄とは言いませんが、

 

遠回りした。

 

そして、ようやく、ようやく、

このプロフィール記事を書いているダニエルにたどり着きました。

 

「やりたいこと」と「使命」と「夢」

 

もし、私が子どものときの私に会ったなら、いつどんな言葉をかけるだろう。

もし、私が子を授かったなら、何を教えるだろう。

もし、私と同じような境遇の人がいるのなら、どんな情報を提供するだろう。

 

そう考えたときに、私の知識や経験、人生の全てを伝えることが

私にできる最大限のことだと、そう思います。

 

私は、誰かの人生において、進むべき道を決めるための1つの判断材料を提供したい。

早い段階で夢ややりたいことを見つける1つの手助けがしたい。

 

これまでの私の人生を知っていただき、ダニエルのようにはなりたくない。

そう思ってくれたら、1つの選択肢を消去できるわけです。

 

これでいいのです。

そうなれば、ダニエルの人生も捨てたもんじゃないと思えます。

 

1人でも多くの人にダニエルの人生を届けたい。

この「ダニレビュ」はその1つの手段です。

 

そして、より効果的な判断材料になるためには

これからのダニエルの人生を魅力的に彩る必要があります。

 

そのためにも、

ダニエル自身が人生を全力で楽しむ。

 

つまり、やりたいこと、楽しいことを思う存分にする。

そして、このブログを通して皆さんに発信する。

 

「このおっさんやりたいことやってるなー。」

「人生楽しんでるなー。」

「自分にもできるかな。」

「ダニエルのようになりたいなー。」

 

そのように思ってくれる人が1人でもいてくれたら本望です。

そうなれるように自分に磨きをかけていき、経済的にも「レビュアー」が本業になれるように精進していきます。

 

最後にまとめです。

 

やりたいこと・好きなこと

  • ガジェット、家電、アウトドア系のモノを買ってレビューすること
  • キャンプをすること
  • 海外旅行に行くこと

 

使命

  • 誰かの人生において、進むべき道を決めるための1つの判断材料を提供すること
  • 夢ややりたいことを見つける手助けをすること

 

夢・目標

レベル1

「私の夢は、レビュアーを本業とすることです。」

 

レベル2

「私の夢は、世界を旅しながら世界中のあらゆることをレビューすることです。」

 

レベル3

「私の夢は、私の人生をまとめた本を出版し、1人でも多くの人に私の人生を知ってもらうことで、誰かの人生において、進むべき道を決めるための1つの判断材料を提供することです。 」

 

長旅ではございましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあなたに響いたことなどあればメッセージをいただければとても嬉しいです。

 

Danniel Lucas

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